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第4回「リーダーとの対談」 玉塚元一社長

7月4日(月)18時00分より、日吉キャンパス、J11教室にて、第4回「リーダーとの対談」が行われました。

今回のゲストは、株式会社ロッテホールディングス代表取締役社長 玉塚元一様です。
大学時代はラグビー部で、全国大会準優勝を果たされるなどのご活躍をされた後、旭硝子(現AGC)にご入社、以降、ファーストリテーリング代表取締役社長、ローソン代表取締役会長など輝かしいご功績を残されてきました。
こういったご経験を通して、玉塚様が生きていく上で大切にされている考え方についてお話しいただきました。

田村先生や学生からは、そのお考えをさらに深堀りする質問が数多く寄せられ、熱心に聞き入る姿が見られました。
例えば「挑戦しないリスク」よりも「挑戦するリスク」をとるべきだというお考えに対して、どのようにすればそれができるのか、という質問では、ご自身の経験も交えながら「悩む」のではなく「考える」ことに意識を置いているということをお話しいただくなど、大変示唆に富む内容でした。また、わからないことをそのままにせず、すぐに人に聞くなどして疑問を解消することで正しい判断ができるということをお話しいただいたことは大変印象的でした。

最後に田村先生が、玉塚様はハーバードで教えられている「アダプティブ(適応型)」リーダーシップ、「オーセンティック(自分らしい)」リーダーシップをまさに実践している日本のすばらしいリーダーの一人であると評されましたが、多くの学生が強く共感されたのではないかと思います。

【塾生の声】
印象的だったことは2つ、傾聴と挑戦し続けることの大切さだ。
傾聴については、リーダーシップ基礎の序盤から指摘されていることだが、日本を代表する経営者が実務の中でしっかりと傾聴していることを知り、組織を構築し結果を出す為に、いかにそれが重要かを肌で感じた。
そして、挑戦し続けること。失敗するリスクも当然ある中でなりたい自分になる為に、積極的にアクションを起こしていく玉塚さんに大きな刺激を頂いた。一歩踏み出すか迷った時は今日の講演を思い出し、勇気を出して自分の成長に繋がる挑戦をし続けたいと思った。
(法学部法律学科4年)