自己と役割を分けて捉える
今回の授業では、自己紹介セッション後、自分自身は何者なのか、大切にしている価値観は何か、という問いについて考え、班内で発信するワークを行いました。「自分が成し遂げたいことを提言する」という今期のPBL(Project Based Learning)において、現時点で取り組みたいと考えている内容に基づいた班分けを行ったことで、その根幹を成す価値観を互いに共有できた際には、どの班も議論が盛り上がりました。ワーク後の講義で田村先生から、「自分」はどういう人間であるかを示せるようになることが今後社会に出て行く上で重要である、と締めくくられました。
授業の最後の時間を使って、現段階における各自のPBLの構想を班内で共有しました。興味関心のある分野に共通項を持つ班員同士で、いつにも増して活発に意見交換が行われていました。今回のグループ対話に基づいて、今週中に課題を提出し、それに基づいて最終的にPBLを行う班が決定される予定です。
リーダーとの対談 ―石原紀彦氏(バルクホールディングス 代表取締役社長)
田村次朗研究会の卒業生で、現在、バルクホールディングス代表取締役社長など多くの会社に参画されている石原紀彦様にお越しいただきました。これまでのご経歴や現在取り組まれている事業についてご説明いただいた後、学生との対談が行われました。受講生からの質問に対して、経営者として、時には大学の先輩として、ざっくばらんにお話されていた姿が印象的でした。非常に多岐にわたるご経験から語られた数々のお話は、受講生にとって大変勉強になるものだったのではないでしょうか。