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7月16日(火) 第13回交渉学「パブリックスピーチ」

本日の講義の流れ

▼杉田先生・社会人TA古山さん― (発表)代表者7名によるWILLに関するパブリックスピーチ&対談
▼田村先生― (総括)学生へのメッセージ

今学期最後の授業となる今回は、各自が提出した自身のWILLにかかるスピーチについて、代表者8名から全体に共有していただきました。地方創生、沖縄問題、国際問題など、それぞれの原体験から語られるテーマに心を動かされた受講生も多かったようです。
後半では、田村先生から今学期を振り返る総括として、改めて「交渉学」という学問を学ぶ意義についてお話いただきました。
受講生の皆さんには、ここで得た多くの学びを活かして、自分のWILLの実現に向かっていただきたいと願っています。

履修生の学び 〜講義後に提出される振り返りシートより抜粋

◯法学部法律学科4年生
他の方々のWILLの発表を受けて、どの方も原体験をもとに社会目標を掲げ、そのうえでオーセンティックリーダーシップをいかに発揮するかという視点でスピーチをしており、その点に自分らしさをもとにしたリーダーシップの発揮が表れていると感じた。自分の持つ信念や価値観に対して、他人から共感を得るのはなかなか難しいことであるが、上記のように机上の空論でなく、過去の体験に基づいてWILLを形成することでこの難しさが克服されていると考えた。

◯法学部法律学科3年生
自分らしいリーダーシップを追及するためには、WILL、CAN、MUSTのバランスを整え、関心の輪と影響の輪を広げ他者を巻き込むことが重要だと考えた。そのためには、根源的な自身の欲求に対して素直に向き合い、それに向かって行動を重ねできることを増やし、社会的意義を訴えることが重要だと考える。この授業を受講する前は他人に流されることが多く、自身の根源的な欲求に向き合うことがなかった。しかし、授業を通じてWILLを他者に話すという機会を得ることで、自分自身のWILLが明確にすることができた。

◯法学部法律学科3年生
オーセンティックリーダーシップを発揮するためには、自分がどうしたいかという野望的、主観的な部分だけではなく、その信念や価値観を持ってどのように社会や他者に還元していくかという部分が非常に重要だということを学んだ。この授業を受けるまでは自分のやりたいことはほとんど自分の趣味や興味といった自己中心的な部分に収束していたが、WILLを考えたり、他の人のWILLを聞く上でそれだけでは他の人の心を動かすまでの説得力を持てないと強く痛感した。