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10月1日(火) 第1回リーダーシップ基礎「リーダーシップとは」

本日の講義の内容

▼田村先生―(講義・演習)オリエンテーション&自己紹介セッション
今回は、授業初回ということで、はじめにこのクラスの創設に至った経緯や目的などについて田村先生からお話がありました。その後は6人1組となって自己紹介セッションが行われました。最初は初対面の人とコミュニケーションをとることに緊張した様子も見られましたが、すぐにどのグループも打ち解け、盛り上がっていたようでした。
最後に、今後への導入として、リーダーシップに必要な基礎力として4つの力(傾聴力、対話力、交渉力、説得力)の要点を講義いただきました。今回は短いワークでしたが、今後も様々なセッションを通じて、一人一人がミッションを模索し、思考を深める授業が展開されていきます。

履修生の学び ~講義後に提出される振り返りシートより抜粋

◯法学部政治学科2年
リーダーシップというものは、私が思っていたようなものではないということに驚いた。リーダーとリーダーシップが大きく違うものだというふうに認識していなかったため、これから秋学期を通してさらに詳しく学んでいけたら良いと思った。
本日の授業では20分間、周りの人と自己紹介をする時間が設けられた。20分間と聞いた時は初めての人と話すには長すぎて沈黙が流れてしまうことが心配であった。しかし、はじめは言われた通りにしていた質問もだんだんと自然と互いにできるようになり、気がついたら20分が終わっていた。授業ではあるが友達と話す感覚で時間を過ごすことができて楽しかった。

◯文学部1年
今日は、20分ほどの自己紹介の時間が設けられた。近くの学生5人と自己紹介をし合う形式で、対面授業でこのように学生同士で交流するのは今回が初めてだったため、とても新鮮で興味深い経験だった。各自の出身地や学んでいること、趣味や将来の目標などを話し、普段は授業中に知ることができない個々の背景や興味を共有できたことが特に印象に残った。授業内容だけでなく、こうした交流を通じてお互いの価値観や考え方に触れることができた点が面白く、コミュニケーションの重要性を再認識した。リーダーシップを学ぶうえで、他者との交流や協力が不可欠であり、この授業を通じて実際にその大切さを体感することができた。今後もこうした機会を通じて、さらに成長していきたい。

◯法学部法律学科2年
6人で自己紹介のグループワークをやったことで自分の中に様々な学びと発見があった。複数人で自己紹介をしあう際には、面白そうな話を提供した人に話が集中してしまうというのは思い返してみれば本当にそうで、今回のグループワークでは1人に話が集中しないように話を全員に平等に振ってくれたおかげで5人の特徴をそれぞれ知ることができて、その後も一人一人が意見を言えるような場を形成することができていた。これから社会に出る上で、初めましての人達とも意見を交わさなければならないわけで、そのような場面では人が平等に意見を言える関係性をその場で作る能力が必要になってくるのだということを今回の授業を通して学んだ。
次回の授業の「傾聴力」は、人の話を遮ってしまう癖がある自分に最も足りない能力であると思うので、しっかり学び日常生活にも生かしていきたい。