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HashPort様との「web3規制研究プロジェクト」を開始−新設される「暗号資産・電子決済手段仲介業」及びweb3ウォレット(アンホステッドウォレット)のルール形成を中心に研究を実施−

慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI : Keio University Global Research Institute)における、web3分野のルールに関する提言を目的とする「web3規制研究プロジェクト」は、Hashport様より研究委託を受けております。
HashPort様とは、これまで2年間にわたり、KGRIにおいて「暗号資産研究プロジェクト」公開講座を実施するなど、web3・暗号資産の未来について研究を実施して参りました。
近年、我が国においては、大阪・関西万博で使用されるEXPO2025デジタルウォレットにおいてもweb3ウォレットが提供されるなど、暗号資産やNFTの管理・取引に使用するweb3ウォレットのニーズや利用が高まっており、多くの企業が参入しております。また、暗号資産・ステーブルコインの取次業務を行う「暗号資産・電子決済手段仲介業」の新設に関する検討も始まっております。
このような中、「暗号資産・電子決済手段仲介業」に関する制度設計とweb3ウォレットに対する適切かつ適正なルールの在り方に関する今後の議論の参考となる情報を整理・発信するために、HashPort様と日本を代表する当該領域の専門家と共に、研究活動を11月よりスタートさせました。
この研究プロジェクトでは、渕川 和彦(慶應義塾大学法学部准教授)、田村 次朗 (慶應義塾大学KGRI特任教授/名誉教授)を研究共同責任者、河合 健 氏(アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業パートナー弁護士)を座長として、今後新設される「暗号資産・電子決済手段仲介業」及びweb3ウォレットのルール形成を中心に研究を実施して参ります。

■委託研究の概要
⑴ 研究課題:web3規制研究プロジェクト
⑵ 研究の目的:今後新設される「暗号資産・電子決済手段仲介業」及びweb3ウォレットのルール形成を中心とするweb3に関するルールの提言(ホワイトペーパー、論文等)を行うこと
⑶ 研究の内容:海外の専門家や、慶應義塾、産業界、学会、政府等との研究連携を図り、上記(2)に定める提言を作成する
⑷ 研究期間:2024年 4月 1日から2025年 3月 31日まで
(研究活動期間:2024年 11月 1日から2025年3月31日まで)
⑸ 実施場所:慶應義塾大学 グローバルリサーチインスティテュート
⑹ 研究代表者及び研究計画共同責任者:法学部准教授 渕川 和彦、KGRI特任教授/名誉教授 田村 次朗
⑺ 研究委託者:株式会社HashPort

■研究メンバー
研究共同責任者:渕川 和彦(慶應義塾大学法学部准教授)、田村 次朗 (慶應義塾大学 KGRI特任教授/名誉教授)
座長:河合 健 氏(アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業パートナー弁護士)
監修:川崎 秀人 氏(衆議院議員、自民党デジタル社会推進本部web3PT前事務局長)
メンバー:
白石 陽介 氏(MZ Web3 Fund ジェネラルパートナー、日本暗号資産ビジネス協会 副会長)
増島 雅和 氏(森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士)
佐野 史明 氏(片岡総合法律事務所パートナー弁護士)
舘林 俊平 氏(KDDI株式会社 事業創造本部 Web3推進部 部長)
黒田 千春 氏(KDDI株式会社 渉外・広報本部 政策調整部 レギュラトリーエキスパート)
吉田 世博 氏(株式会社HashPort 代表取締役CEO、日本暗号資産ビジネス協会 理事)
堀田 昂慈 氏(株式会社HashPort 取締役CAO、弁護士)
大場 昌寛 氏(株式会社HashPort 法務グループマネージャー、弁護士)

■株式会社HashPort
会社名:株式会社HashPort
所在地:東京都港区芝浦1-1-1浜松町ビルディング12階
代表者:代表取締役CEO吉田 世博
設立:2018年7月13日
事業概要:web3におけるブロックチェーン・NFTを活用したトークンビジネス等に関するサービス提供等
URL:https://hashport.io/