オリエンテーション
例年秋学期だった「交渉学」ですが、今年度は、春学期に開講となりました。
田村先生から、交渉学を含めたリーダーシップを学ぶ意義や、対話することで学びを深めるリベラルアーツの重要性、福澤諭吉先生のいう「実学」がリーダーシップ力を意味すること、などについて説明が行われました。
また、本クラスが目指す、ロジカルなコミュニケーション能力を育成する第一歩として、自己紹介セッションを行いました。氏名、所属学部、趣味・活動について6人1組の班で順に発言し、互いの趣味・活動について、それを深める質問の仕方を学びました。たまたま近くに座った者同士でしたが、どの班も盛り上がって、コミュニケーションが円滑に行われている様子が見てとれました。
リーダーとは?リーダーシップとは?
杉田先生からは、リーダーとリーダーシップとの違いや、オーセンティック・リーダーシップとは何かについて、演習を挟みながらご講義いただきました。その後、リーダーとリーダーシップの違いを先ほどの自己紹介セッションと同じメンバーで議論しました。一人の学生が全体に自分たちの考えを発表してくれましたが、杉田先生の解説をしっかりと踏まえており、本講義への意識の高さを感じたところです。
また、杉田先生が考案された自己診断シートを用いて、自分のリーダーシップ力を各自で分析しました。その結果、その後のグループ対話では、それぞれの強み、弱みが診断シートを通してうまく言語化された内容になっていました。
最後に、今学期を通した課題についての説明があり、授業は締めくくられました。
以上、田村先生のセッションも含め、初回から充実した内容だったと思います。次回も同様に、アクティブ・ラーニングを中心として、ロジカルなコミュニケーション能力を身につけていきます。