KEIO
LEADERSHIP
CENTER

MENU

2023年度春学期「交渉学I・II」総括

授業実施スケジュール

各回の詳細は、こちらからご覧ください。

4月10日 オリエンテーション
4月17日 説得力/リーダーシップと主体性
4月24日 リーダーとの対談(伊藤公平塾長)
5月1日  交渉学①
5月8日  リーダーシップとコーチング
5月15日 交渉学②
5月22日 リーダーとの対談(石原紀彦社長)
6月5日  交渉学③
6月12日 リーダーシップとパブリック・スピーチ
6月19日 リーダーとの対談(遠藤典子先生)
6月26日 交渉学④
7月3日  交渉学⑤
7月10日  WILL発表&総括

授業評価アンケート

7月10日の最終授業にて授業評価アンケートを実施しました。
実施形式)匿名方式、各問4択(A=そう思う、B=どちらかといえばそう思う、C=どちらかといえばそう思わない、D=そう思わない)

学生の本授業に対するコメント

最終授業で、今学期を通した感想・コメントを求めました。任意でしたが、7割ほどの学生から回答をいただいたので、いくつかご紹介します。

● 法学部法律学科4年生
私は中間課題・最終課題を与えられるまで、具体的な将来の道筋を立てられていなかった。国際機関への勤務も起業も、なんとなくやってみたいけれど、本当にやりたいかどうかもわからないし、そもそもそんな人物になれるか自信がないし、ましてここまで欲張っていいのかなと、悶々と思い続けていた。そんな中で、石原さんや遠藤さんという人生のロールモデルに出会うことができた。とはいえ、それでもまだなんとなく自信がない中で、課題のために原稿を作成し、声に出してみると、思いがけないことに本当に実現したい!という気持ちが沸々と湧いてきた。自分でも驚いたが、潜在的なWILLは数年前から常にあったことに気がつくことができた。そしてそれらを言葉にしたおかげで、顕在化させることができた。

今後の課題は、モチベーションの維持だと思っている。これから社会人になると目前の仕事で忙殺されるため、その事実を認識し、WILLを強く持ち続ける人々がいる環境を選んで、進んで飛び込み続けていきたい。そして2つのWILLの実現のために奮闘していきたい。

● 法学部法律学科3年生
今学期の授業を通して、私は多くの事を学んだ。話が冗長であるという欠点を抱える私にとってこの交渉学はまさに効果てきめんの授業であった。具体的には話す内容、話し方、アプローチの仕方、話の展開の仕方などのスキルを多く得て、簡潔に自分の伝えたい事を伝えることに一歩近づけた気がする。

また、「リーダー」という冠のみを被った裸の王ではなく、「リーダーシップ」という皆から認められ、内在的な人的魅力があふれるような人間になりたいと思った。自分の影響の輪が世界に広がるように私は今一度自分と向き合い、自己研鑽に励みたいと決意できる契機をくれた素晴らしい授業であった。

● 法学部法律学科3年生
席が指定されていたために、知らない人と組む機会が多かったことが苦痛であった。しかし、苦痛であるという事は自身の成長に繋がったし、同時に喜びも得られた。結果的に、顔なじみの人とだけ組むような講義では得られないことを得られた。

● 法学部法律学科4年生
半期という短い期間で「交渉学」の全てを理解することはできないと思うが、これから社会の一員として生きていくうえで誰もが頭に入れておくべき意味のある学びを得ることができ、感謝している。交渉学を全く知らない人よりは、今後の人生において人との関わりの中でよい働きを自分自身がすることができるのではないか、という自信と期待を持つことができた。

慶應義塾大学に在学して5年目になるが、これまでで最も有意義で面白く、学びの多い授業だった。初対面の学生とたくさん話すことができたのも、面白い経験になった。4年生の春という社会人になることを意識した時期にこのような授業を選択して本当に良かった。

● 経済学部3年生
交渉学で求めていたこととして、高校時代、英語の授業でディスカッションを通してバチバチな議論をした経験がやりがいだったことから、グループワークで議題に対して討論する経験を授業で増やしたいという目的があった。履修して目的以上のものを得ることが出来た。議論経験を増やしただけでなく、どう議論するといいのかという方法論や、リーダーシップは単にリーダーとしてチームを先導するのでないということを学べた上、Willを自分だけの話で終わらせずに、社会貢献を考慮することを考えさせられるいい機会になり、収穫が大きかった。他学部の科目を取るのが初めてで緊張したが、履修してよかった。