10月5日(月)第1回リーダーシップ基礎「リーダーシップとは」
本日の講義内容
▼田村次郎先生(慶應義塾大学・名誉教授)・渕川和彦先生(慶應義塾大学・准教授)
・杉田一真先生(産業能率大学経営学部教授)・古山彰先生(KGRI連携所員)
10月5日(月)、日吉キャンパスにて「リーダーシップ基礎」の第1回講義が開講されました。当日は約80名の学生が受講し、はじめに田村次朗先生より本講座の全体像や学びの目標についてオリエンテーションが行われました。杉田一真先生からは、リーダーシップが果たす役割やその意義について講義がありました。
講義の中盤で行われた自己紹介セッションではグループごとにお互いのバックグラウンドを共有し、初回授業でありながらも積極的な意見交換が行われ、教室全体が良い緊張感と活気に満ちていました。
さらに後半では本講座で重点的に修得を目指す4つの要素(傾聴力・対話力・交渉力・説得力)についてグループワークを行い、各スキルの定義や重要性について意見を深め合った上で代表の学生に発表してもらいました。


履修生の学び ~講義後に提出される振り返りシートより抜粋
⚫️理工学部1年
現在、僕は学祭委員の企画長として組織の一部をまとめる立場にあるが、内部で摩擦が生じて先行きに不安を感じており、現状を打破する何らかのヒントを得たいと考えたのが本講義を受講する決断を下したきっかけでもあった。
これまでもリーダーには周囲への歩み寄りが重要だと考えていたが、本日の講義で学んだアダプティブやオーセンティックなリーダーシップ像は、その考えをさらに深め、実践に向けた明確な指針を与えてくれた気が少しした。特にWILL・MUST・CANのビジョンの輪を用いて明確なフレームワークは、現在の組織と自分自身の意思の調和を図り、周囲からのコミットメントを得るための具体的なヒントになると思った。
またグループワークでは、ファシリテーターとして他者の真意を引き出し、対等に意見を交わす場を形成する難しさを改めて体感した。自身が強みとする傾聴力を基盤にしつつ、対話における気まずさを克服するため、今後はアクティブラーニングの場で積極的に実践を重ねたい。本講義で対話力を磨き上げ、組織を率いる自分らしいリーダーシップを確立していきたい。
⚫️経済学部2年
大学の授業でここまでワークの時間を取ったり、ディスカッションをしたりという授業に出会ったことがなかったのですごく新鮮だった。自分自身自己紹介や実際に話したりする中で、あまり上手くいかなかったところもあった。今後、より詳しく学び、身につけて実践していきたいと考える。
また、交渉という言葉の意味についても、今までは駆け引きだとか、どちらかが強気に出たり仕掛けた理というものを思い浮かべていたが、今日の講義でリーダーシップにおける交渉力とは、最後はお互いWin-Winの形で収束させる力ということを学ぶことができたので、とても有意義な時間となった。
次回はまた席分けのグループが変わっていくとのことで、毎回、習ったことを新しいメンバー相手と対話できる機会があることは履修者にとって非常に有意義だと感じた。
⚫️経済学部1年
4人1組で自己紹介をする際に、いかに自分が普段、自身のことばかり喋っているのかを痛感した。名前、趣味や活動について最低限の情報を一言、二言ずつ話してファシリテーターが聞き出すような広い意味での質問を投げかけることで誰も置いてけぼりにされない、気持ちの良い会話の空間を作ることができると実感した。今後そのような場では自分からは話し過ぎないと言う当たり前のことと共に、ファシリテーターとして大きな質問を投げかけられるようにしていきたいと思った。
また、自分はリーダーシップとはカリスマ性に近く先天的なもので、リーダー像についても背中で見せるリーダーや嫌われるような役を買って出るような人物を思い浮かべていたが、今回の講義でリーダーシップとは傾聴力、対話力、交渉力、説得力を理解、実践することで身につけることのできる技術であるのだとわかった。この秋学期で、これらについて深く理解、反復して、就職活動やその先のキャリアでもリーダーシップを発揮していけるよう学んでいきたい。
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