5月23日（月）に、7回目の「リーダーシップ基礎」が行われました。
今回のテーマは、前回に引き続き「対話力」です。

田村先生からご講義いただいた後、
企業のSDGsに関するケースを各自で読み込み、
グループディスカッションを行いました。

解決策、対応方法が様々にある中で、
企業はどのような「対話」を通して意思決定すべきなのか、
受講生の皆さんはSPICEアプローチ（※）を通して肌で感じ取ることができたのではないでしょうか。
講義での学びを生かして、実際の利害関係者分析においても、
互いの意見を尊重し、選択肢をできるだけたくさん出す「拡散」、
そしてその中から納得度の高い選択肢を選んでいく「収束」、
という流れを意識したディスカッションが繰り広げられました。
次回は、「対話力」と密接に関連した「交渉力」を学習予定です。

また、PBL（Project Based Learning）では、
先週の金曜日（5月20日）に各班より提出された中間報告について、
杉田先生より、今後のグループワークを
どのように取り組むべきかアドバイスをいただきました。
その後の各班のグループワークでは、
先生方や社会人TAの方々に改善に向けて熱心に質問する姿が印象的でした。
次週以降も、最終報告に向けてさらにブラッシュアップをしていきます。

（※）SPICEアプローチについては、
田村次朗＝隅田浩司『リーダーシップを鍛える「対話学」のすゝめ』（東京書籍、2021年）を参照してください。